小川町と東秩父村 [旅]
そろそろ桃の花の時期であろうと、東秩父村の「花桃の郷」へ行ってみることに。
東武東上線の小川町駅から県道11号、294号線を経由して約12kmの場所に
花桃の郷はあります。春分の日だったのですが、雨がパラパラ降ったり、時折
強い風が吹いたり・・・とあまり天気は良くない1日でした。
県道294号線から左に入り比較的細く急勾配な道を600m進んで行ったところに
駐車場がありますが、その途中にちらほら咲いておりました。
まずは展望台へ登ってみます。生憎の天気なため人もまばらです。
展望台からは花桃の郷全体を眺めることができます。桃色の花がちらほら咲いて
おります。桃色一面も綺麗でしょうが、点在して風景に色を添えているのも良いです。
展望台の向かいの斜面に桃ノ木茶屋がありましたが、この日は営業しておりませんでした。
この後は来る途中にあった「虎山千本桜」という桜が見られる場所がありましたが、
入れるのは3月25日から・・・とのことで入れませんでしたが、河津桜は咲いており
ました。山の斜面に桜が植えられているのですが、山の上の方が日当たりが良く、
上から順に開花していくとのことでした。(多分4月の最初の週末あたりが
見ごろになるのでは・・と)
さて、お昼ですが小川町まで戻り、「ラジュモハン」さんへ立ち寄ります。昼食は
インドカレーです。自転車でこの辺りを走るときにも時々立ち寄ります。
美味しいです。 ^^
この後もう一か所立ち寄ります。立ち寄り先は「吉田家住宅」です。HPの文言を
拝借すると、【実年代のわかる県内最古の古民家で1721年に建てられた】そうです。
いつでもいける範囲にあると、なかなかいかないもので初めて訪れました。
国道254号(旧道)のJR八高線の竹沢駅から1kmちょっとの位置にあります。
駐車場に車を止め少し道を上がっていくと、立派な古民家が現れます。
この古民家の中は見学ができ、軽食もいただけます。お土産もおいてあります。
中に入ると囲炉裏には火が入っており、そばに寄るだけで暖かいです。
思わず座布団に腰を下ろしてしまいました。囲炉裏の火はずっと眺めていられます。
二階にも上がれますが、二階の入口に掛かっている階段はなんとなく心元なくたわむ感じ
で、角度も結構急です。囲炉裏の煙は2階に上がってきております。少し煙いですね。
しかし、この家の屋根はもちろん茅葺なので、この煙が屋根の保存に役立っております。
2階から下を見下ろしてます。
立派な屋根です。保存のための手入れも大変そう・・・。
山の上には夏の日に見られるような雲が。晴れておりましたが、車に乗ると天気雨が・・。
春の嵐な感じです。
このあと坂戸にある桜を見に行きましたが、雲行きが怪しくなり、ちょっと眺めた
だけで帰ってきました。(結構激しい雨に遭遇しました)
オオカンザクラです。
帰宅後は前週に訪れた、これも小川町にある「武蔵ワイナリー」さんの
ワインをいただきました。このワイナリーは前から知ってはいたものの、
自転車で通るばかりで中に入ったことがありませんでした。続けてこの
ような場所を車で訪れてみました。
武蔵ワイナリー全景
せっかくなので、1本購入してきました。普段購入するワインのお値段よりは
幾分お高めでした。
酸味が少し強いワインで、渋みは抑え目な感じです。
「参加防腐剤が入っていない」ので、「早く飲まなければ・・・」という
理由で、あっという間にお腹に吸収されました。 ^^
何かイベント事の時(にあやかって)などに飲みたいと・・。
伊勢・鳥羽へ(14:帰路) [旅]
時間も11時になろうとしているので、車に戻りまして帰路につきます。
この施設のそばに高速のICもあるので、そこから高速に乗ります。
ここへ来るときはスマートICを利用しましたが、帰りは勢和多気ICより伊勢自動車道、
東名阪、伊勢湾岸、新東名、東名を経て帰宅となります。帰りは風が強くレゴランドを
過ぎるあたりまでは結構揺さぶられました。途中の刈谷PAにて味噌カツ丼をいただき、
次の休憩予定の静岡SAへ向かいます。静岡SAでは昨年12月に宿題となっておりました
「静岡おでん」を食します。刈谷PAから約140kmですので、それほどお腹は減って
おりませんが、今回の旅の最終ミッションとなります。静岡SAでおでんのお店を再度
探索すると・・・見つけました。入口がわかりづらいです。
早速、「大根、牛すじ、がんも、いわしのねりもの、卵焼き」などを購入。卵焼き・・
どうしようかと思いましたが、お店に入ってきたトラック運転手の方が最初に卵焼きを
チョイスしていたので、ドライバーさんが選ぶのであれば間違いなし!ということで
購入しました。イートインスペースがあったので、こちらでいただきました。魚粉の
ようなものもありましたので、かけていただきました。これは良い!
宿題となる最後のミッションも完了しましたので静岡SAを出発。
次回も通行することがあれば、必ず立ち寄ろうかと思います。
しばらく進むと富士山が目の前に現れます。関東の人間が見る富士山とは
異なる方向から見る富士山。こちらからの眺めも美しいですねぇ。富士山の
写真も海の写真同様多くなります。この後は東名での渋滞が若干ありましたが、
予定の時間より1時間程度早い帰宅となりました。今回の走行距離は960kmでした。
滋賀の時と比べ日程が1日多いので少しゆったりと周れた気がしております。
高速から眺める富士山 東側に見えるのが不思議・・・・。
遠くに見えているのは伊豆半島です。
高速から北側に富士山が移りました。
計画から4年ぶりのお伊勢参りでした。(完)
次の旅は東北方面の予定です。うまくいけば桜が眺められるかな?
伊勢・鳥羽へ(13:VISON) [旅]
最終日の朝は7時起床です。
寝床をかたずけ朝ごはんをいただきます。本日は11時頃にここを出発して帰路に
つきます。それまでの間はVISON内の施設を散策します。まずはRVパークから
マルシェのある場所まで移動します。約1kmあります。この施設内の駐車場は
すべてゲートレスとなっており、入庫する際に車の写真を撮影されます。
出庫前にナンバーを入力して清算をするタイプです。宿泊した場合は翌日の
駐車料金は発生しないので、清算不要となります。
マルシェ方面へと下っていきます。
ホテルです。
9時過ぎなので人もまばらで、お店も開店前のところがほとんどではありますが、
「サンセバスチャン通り」を散策します。どの施設もそうですが、木がふんだんに
使われております。名前に反して建物は和モダンな感じです。その後は日本の出汁、
ごはんなどがテーマとなるエリアの散策です。ここでおにぎりを売っていたので、
朝ごはんの後ではありますが1ついただきました。お値段は少しお高めではありますが、
美味しくいただきました。
マルシェの建物 開店前です。
スイーツ(チョコ)を販売している建物です。
旅篭ヴィソンです。4棟ありそれぞれの2Fが客室になっているようです。
HPでは素敵な客室となっております。
開店前のCafe
サン・セバスチャン通りです。
一度宿泊してみたいですね
出汁のお店の前にターレーがあります。豊洲の引っ越しの時にTVで集団走行を見た記憶が・・。
おにぎりいただきました。
お茶と器のお店も
時間もたちすこしずつ人が増えてきました。次は駐車場側へ戻り、マルシェへと
向かいます。マルシェは屋根はあるものの壁はなく吹き抜けの造りとなっております。
その中に、松坂牛を扱う店、海鮮系の商品、どんぶりものなどを扱う店が並んでおります。
食べ歩きができるようなものの店には行列ができております。ここのマルシェでマグロの
カマ焼きを購入しました。本日の夜ごはん用に。
美しい~
これを上がると、お風呂の建物に行きます。エスカレータは2段になってます。
旅篭ヴィソンを上から眺めてみました。
マルシェです。野菜を売っているお店。美味しそうなトマトが。
予定の時間も近くなり、出発するころには駐車場もいっぱいになってきました。
そろそろ帰路につきます。
伊勢・鳥羽へ(12:VISONの夜) [旅]
まずは夕食に。
コンロでもつ鍋を温め、レンジでごはんを温めます。MAXファンを回し風通しを
良くしますが、もつ鍋の香(におい)が車内に充満しますね。少し休憩をした後に
寝床の準備をしてからお風呂へ向かいます。海抜140mではありますが、内陸に
入っていることもあり、車から出ると冷え込んでおりました。頭上には満点の
星空が広がっております。足元のガイドの灯りを頼りに、この施設の中になる
「本草湯」という場所になります。
頭上にはオリオン座 星もたくさん見えてます。(星座を探すのが大変)
右側の建物がお風呂とレストランです。
ホテル
良い雰囲気です。
お風呂の入口です。 ^^
こちらはRVパークのトイレと水場です。
こちらの料金は¥800です。内湯は3種類、露天が1つ。露天風呂は鰻の寝床のように
なが~い湯舟になっております。私としては、かなりゆっくり湯舟に浸かり、
久々の長風呂を楽しみました。風呂から上がったところにお休みどころもあり、
一息いれてから車に戻ります。
お休みどころで寝れそうでした・・・。車に戻ったのは21時過ぎ。そのまま寝床に
入り就寝となりました。電気敷布が消費電力も少なく、適度な暖かさもあり良い感じです。
翌日はマルシェなどを見て回ります。
伊勢・鳥羽へ(11:海の博物館のカフェ~VISON) [旅]
展示棟を周った後は併設するカフェで一休み。
ぜんざいと黒蜜と抹茶アイスが乗ったところてんをいただきました。
カフェは16時閉店、博物館は16時半閉館となっております。本日の予定はこれで終了です。
いい雰囲気の店内です。
展示棟が眺められます。 夜営業してお酒を提供すればよいのに・・・と思わせる雰囲気です。
染みるけど、程よい甘さ・・・。
ゆるぎない冬の和スイーツの王者!
この椅子も素敵ですね・・。
長居をして仕事が出来そう。
この後は燃料補給、夕食の買い物をして宿泊地のRVパークへ向かいます。
ガソリンは残り1/4を切っておりましたので最初のGSで給油します。40Lほど
入りまして走行距離は440km。まずまずの燃費かなぁ・・と。
次はスーパーですが、鳥羽ショッピングプラザハローへ立ち寄ります。ここは
イオンが併設されてます。(いい感じのローカル感があります。)
ここでもつ鍋とつまみとなるおかずを購入します。(もつ鍋はアルミの鍋に
必要な具材が入っているものです)買い物も済みましたので宿泊地へ。
本日利用するRVパークは、多気町にあるRVパークVISONです。
RVパーク以外にホテル、マルシェ、スパが広大な敷地内にある施設となります。
鳥羽からは高速を利用して約35kmなので、比較的近いですが、3連休の土曜日夕方
ということもあり、渋滞気味の伊勢自動車道をとおり17時過ぎに宿泊地に到着です。
お風呂のカウンターで受付を済ませて、指定の場所へ車を移動します。
電源付きのサイトもありますが、予約できませんでした。(迷っていたら予約がいっぱいに・・・)
昨日朝に通った鳥羽駅です。 鳥羽を一回りしてきた感じです。
目的地のSICです。ここで降ります。ここから先は本格的に渋滞してました。
VISONに入ってきました。なんとなく「おー!」って声上げてしまいました。
VISONのホテルになります。
区画が囲われている電源付きサイト。囲いがない電源付きサイトもあります。
本日はここで1泊します。
伊勢・鳥羽へ(10:海女のテラス&海の博物館) [旅]
この後は再びパールロードへ復帰し、展望台「海女のテラス」へ向かいます。
眺望が良い場所が多いのでパールロード沿いには展望台が点在しております。
相差からは約9kmです。海女のテラスはカフェ、お土産屋さんがあります。
眺望は太平洋となります。地球がまるい・・・ということがわかるような眺めです。
また、海の蒼さも素晴らしいです。ついつい海の写真を撮ってしまいます。
富士山も眺められるようです。
風もなく穏やかな日に海を見ながらのんびり過ごしたいですねぇ~
次は本日最後の目的地となります。海女のテラスからは約5kmにある、
「鳥羽市立海の博物館」です。目的地付近でパールロードを外れて
生浦湾方面へと下ります。500mほど下ると左手に倉庫のような建物が
見えてきます。
入館料は\800となっております。建物の外観は昔からの豪商が保有する大きな倉庫の
ような佇まいとなており、表面には焼杉板を使用しているような感じで付近の景色に
溶け込んでいて雰囲気が良い感じです。見学可能な建物は5つあり、思った以上に
見学時間が必要かと思います。(予定では45分としておりましたが、実際は1時間強
見学しておりました。)
建物内部は骨組みだけの船をひっくり返したような構造になっております。展示物は
生活の中の存在する海をテーマにしているような感じで、海にかかわる、生物はもちろん、
漁具、漁のやり方、海女の漁法、漁をするために必要な船などが幅広く展示をして
おりました。また展示物をいろいろな角度からみられるように、展示棟内の一部に中2階、
2階フロアを設けているところも中々面白かったです。
船首から船尾までを輪切りにしてます。
潜水具の紹介もされてます。
展示棟の1つに船だけを収蔵しているものがあり、収蔵なので、昔使われていた船が
積み上げられており、その周りを1周できるとともにその通路の一部が階段となっており、
収蔵庫全体を見渡せるようになっております。一見無造作に積んであるようにみえますが、
それはそれで圧巻でした。
収蔵庫の入口です。
全体が見渡せます。こんな展示の仕方を初めて見ました。面白い!
海辺ならではの建物です。(個人的感想ですが・・・)
漁の様子が展示されてます。
こちらも同様です。
続きます。
伊勢・鳥羽へ(9:相差(海女文化資料館&石神さん)) [旅]
この後はパールロードへ復帰します。
約6km先にある「面白展望台」へ向かいます。志摩半島は細かく入り組んだ地形となって
おり、パールロードのアップダウンも激しいです。先ほどの的矢湾展望台は的矢湾の最深部を
見渡せましたが、面白展望台は的矢湾の出入り口の方とその先に続く太平洋を眺めることが
できます。海がキラキラと輝いて綺麗でした。続いての目的地はパールロードを外れ海沿いに降り、
相差にある「相差海女文化資料館」へ向かいます。相差(おうさつ)と読むそうです。
的矢湾を望めます。
相差へ下っていきます。
地名の読み方は難しいです。展望台からは約4km。資料館の駐車場はいっぱいでしたが、
待たせていただくことに。5分くらいで空いたので無事止めることができました。
昨日もそうでしたが、今回の旅では駐車場の運に恵まれました。海女文化資料館には
海女が使用している水中眼鏡、籠、網などが展示されております。当初はここの見学だけの
予定でしたが、ここを訪れる方が少し上ったところにある神社へ足を運んでいるようなので、
習って行ってみました。御朱印を始めたこともあり・・・。
海女さんが潜っていくところ。
鮑漁の疑似体験。くろい箆でマジックテープではりついている鮑を剥がして捕ります。
2月の上旬でしたが、梅が綺麗に咲いておりました。
この神社は神明神社で、石神さんと呼ばれているようです。まずは神明神社の本殿へ参拝、
長寿の館へ参拝した後に石神社へ参拝するのですが、願い事を一つ書いて石神社へ投函します。
(投函という表現が今一つですみません・・・)よく見ていなかったのですが、
「女性が願いを一つ叶えられる」とのことですが、私も願いを書いて投函してしまいました。
神様も選挙の無効票のようによけていただければ・・・と思っております。ここの神社もそうですが、
先ほどの海女の資料館にもありましたが、「ドウマン・セイマン」という言葉と記号が
書かれております。お土産屋さんにもそれらの商品がおいてあります。ドウマンは縦4本、
横5本の格子紋で、セイマンは星型。格子は9字護身法、星型は安倍晴明からとったもので、
星型を書くと最初の地点に戻ってくることから、海女は潜った場所へ必ず戻ってくるとの
祈りを込めてこの2つのマークを関連するものに記載していたようです。あと、この神社には
日本で二番目に大きなおみくじがありました。二番目・・というあたりが面白いです。
私は引きませんでしたが、引くのは大変そうでした。
立派な鳥居です。
神明神社の本殿です。
長寿の館です。相応に順序を守れるようお願いしてきました。
2番目・・・というあたりが面白い・・。^^
女性限定になります ^^。お間違えのないように・・。
この地を守るかの如く鎮座しておりました。
こちらの神社でも御朱印をいただきました。もちろん御朱印にも「ドウマンセイマン」が
記述されておりました。
次は海の博物館へ向かいます。