山形へ(11:出羽三山神社(爺杉&五重塔)) [旅]
9時過ぎに門をくぐります。
(前回9時過ぎに到着と書きましたが、9時少し前でした・・・)
これから上るはずなのですが、まずは下ります。この下り帰ってくるときは
最後の最後で登りになるわけです。よけいなことは頭から振り払いとりあえず
階段を下ります。一部を除いてすべての工程は階段となっております。
上るか下るかです。階段を降り切るとそこには6つの社があります。
お社についてはこの中の案内図を載せておきます。
(登らなきゃ・・・ということで頭がいっぱいでした。)
再掲です。
・・・下ります。
下りきったところにお社が点在します。
その先に神橋という赤い橋がが現れ、そこから祓川神社の後ろ切り立った崖から
流れる「須賀の滝」を見ることができます。お社の後ろに滝って初めて見ましたが、
なかなか神秘的というか・・・なんて表現すればよいのかわかりませんが
、感嘆しました。さてここから登りに入ります。少し上ると参道から左の入った
ところに「爺杉」があります。この杉は樹齢1000年を超えている杉で、遠くから
見ても大きいと感じますが、近くによれば圧倒されます。1000年前から日本移り
変わりを見ている杉なんですね・・・。枕草子、源氏物語が書かれたあたりの時代に
なるのでしょうか。教科書の中の世界で、よくわからなくなります。
神橋です。栃木県の日光にも同じ名前の橋がありますね。
この爺杉を過ぎると国宝の五重塔が現れます。森の中の聳え立つ五重塔は「荘厳」。
塔を前にして無口になります。静かに時が流れているような錯覚になります。
5月の連休明け以降は工事が始まるようで、足場が組まれ見られなくなるようです。
ここによく建てた・・と思います。昔は交通手段が人力、馬力だったので、
あまり関係なかったのかもしれませんが、今の時代、道路から山に入った先で
車が入れない場所へ・・と思います。足場が塔の脇に置いてありましたが、
運ぶの大変だったと思います。(話はそれましたが・・)
この五重塔から先が本格的な登りとなります。
ボケてしまいましたが、ちいさな花が咲いておりました。(名前までは・・・)
爺杉です。周りの杉とは比較にならないほど太い幹です。
立派ですね。
建築の方法について詳しいわけではありませんが、構造が美しいと感じます。
この後は一の坂から三の坂を経て山頂へ向かいます。