山形へ(4:山寺(奥の院)) [旅]
入山料を払い奥の院(大佛殿)を目指し進みます。
なだらかな坂道と階段をしばらく進んで行くと階段の勾配が上がり始めます。
そのあたり建つのが姥堂。ここから上が極楽浄土と言われているようです。
上方を眺めると急な階段が続いており、極楽浄土へあがるのも必至になりそうです。
参道を進みます。
笠岩、御手掛け岩を通過すると両側に岩があり参道が極端に狭い、道幅14cmの
四寸道が現れます。階段が以外ときつく写真に収めるのを忘れました。ここを
通過するとその先には「せみ塚」が現れます。ここは松尾芭蕉が
「静かさや 岩ににしみいる 蝉の声」の句を詠んだとされる場所で、詠んだ句が
この塚に下の埋められているといわれております。実際に蝉が鳴き始める頃に来たら
実感できるのでしょうか・・・。
御手掛け岩 参道へかなりせり出ております。
写真右側に建つ塚がせみ塚となります。
せみ塚の後は阿弥陀如来が岩に見える(見えたら幸せになれる・・)弥陀洞が
見えてきますが、今回は下を向いている時間が長く見逃してしまいました。
(もう一度訪れる理由となりました)弥陀洞の先には仁王門がかなり上の方に
見えてきます。門に向かって真っすぐて急な階段が伸びております。この後に
現れるお堂の数々もそうですが、よくこの場所にこれを造ったと感心してしまいます。
仁王門を潜った先はほぼ直登に近い状態で、階段と坂道が続きます。
仁王門、風格あります。
ここまで来ましたが、雑念だらけですね・・・まだ。
奥の院までの間に「性相院」「中性院」などがありましたが、今回は立ち寄ることなく、
横眼で見ながら奥の院まで上がりました。奥の院まで来たところで後ろを振り返ると、
かなり上ってきたことがわかります。
ここまでやってきたこともあり、太い線香を購入して大仏殿でお参り。お隣の奥の院で
ここまで無事にこれたことを、お参りをして御朱印をいただきました。途中からはわき目も
降らずに上がってきた感じです。(体力不足です・・・)
正面は大佛殿。正面右奥が奥の院になります。
ちょっと下ったところなんですが、眺望は努力のかいがありました。
大佛殿の御朱印
奥の院「如法堂」の御朱印です。
この後は五大堂へ向かいます。